【鳩おばさんオリジナル未完紙芝居シリーズ】
こんばんは🌇
鳩おばさんです🐦
昔作った未完紙芝居シリーズです😵
良かったらお読みください🙇♀️
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「やどかりカーリーの大冒険」
①ある海の中にソメンやどかりがいました。名前はカーリーと言います。
カーリーは今新しい貝を探している所です。
②「いるの貝?いないの貝?
入っているの貝?入っていないの貝?」
落ちている貝をひとつひとつ確認しています。
今住んでいる貝の家、少し窮屈になってきたので、もう少し大きい家を探しているのです。
しばらく歩いていると、
「おーい」
という声がしました。
見ると、友達のチャーリーが変な形の家の中に入っていました。
③「やぁカーリー。君も新しい家を探しているんだろう?この家は形は丈夫そうだよ。君も入ってみなよ。なかなかいい感じだよ。」
チャーリーに言われたので、カーリーもその変な形の家に入ってみましたが、硬くてゴツゴツして、それになんだかしっくりこない気がしたので、
「僕は違う家を探すよ」
そう言って、カーリーはまた歩き出しました。
④しばらく歩いていくと、暗い岩かげに素敵な形の貝をみつけました。
「あの貝を僕の新しい家にしよう。」
そう言ってカーリーがその貝に近づこうとすると、
「その貝は、オレ様のものだ!!
向こうからいつも怒ってばかりのイカリーがやってきました。
イカリーには、だれもケンカがかないません。せっかく見つけた素敵な貝なのに‥。
その時です!!
暗い岩かげの中に、光る2つの目が浮かびあがりました。
「暴れん坊のタコのオクトーだ!!」
そう気がついたカーリーは、急いで走り出しました。
「うわー!!助けてくれー!!」
イカリーの悲しい叫び声がしましたが、カーリーは振り返らず、無我夢中で逃げました。
「はぁ。助かった。イカリーは、オクトーに食べられちゃったのかなぁ‥」
そう言いながら、歩いていると
「ちょっと君。そこのソメンやどかりくん」
という声がしました。
⑤見ると岩の上にイソギンチャクがいました。
「やぁ君。どこに行くんだい?やどかりがひとりじゃどこに行っても大変だろ?僕を一緒に連れてってくれないかい?」
カーリーはビックリしましたが、
「君の名は?何というんだい?」
と、イソギンチャクに聞いてみました。
すると、イソギンチャクはこう言いました。
「僕かい?僕の名前はチャック。
ベニヒモイソギンチャクのチャックさ。」
と答えました。
これが、カーリーとチャックの2人の冒険のはじまりでした。
完
何年前かの夏に、貝殻をたくさん拾いたいなぁと思い、海でたくさん拾って帰った時に、洗面所に貝を置いておいたら、う、動いてるー!!
やどかりを沢山拾ってきてしまったんです💦
その時に、この貝は、ヤドカリいるのかい?いないのかい?と、ひとつづつ確認して、やどかりだけを海に返しにいったことがありまして、やどかりのお話しを書いてみたいなぁと思い立ち、描いたお話しです❤️鳩
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